POLPETTA(ポルペッタ)について
イタリアの漁師たちが使うロープワークのひとつに、ロープの端が緩まないようにするお団子状の止め結びをPolpetta(ポルペッタ)とよびます。イタリア語で「お団子」を意味する言葉であり、イタリアの心豊かな暮らしから生まれた生活の知恵です。これがポルペッタのブランド名とブランドアイコンの由来となりました。
ポルペッタのプロダクツは、シューズからアクセサリーにいたるまで、手間も時間もたっぷりとかけて生み出されています。これは永遠に変わらない品質を提供し続けるためにも不可欠なこだわりです。すべてのプロダクツは性能を最大限に引き出すべく詳細に研究され、厳しい品質管理のもと、顧客の手へと届けられています。
2013年のブランドデビュー以来、多くのファッショニスタに愛され、支持されているポルペッタのアイテムたち。その理由は、すべてのプロダクツに深い文化的根拠があるからにほかなりません。古典に新しい命を吹き込んだルネッサンスの時代。その発祥の地イタリアで生まれた生活の知恵に由来するポルペッタのプロダクツに触れれば、その文化を心ゆくまで楽しむことができるのです。
“温もりというエッセンス”
ライン生産では表現できない温もりが大切だと考えています。
例えば商品に命を吹き込む”仕上げ”という行程。この作業に気持ちを込めると商品の顔がガラリと変わります。
全ての商品から温もりを感じてもらいたい。そう願っています。
“足を入れた時のシルエットを大切に”
靴は特殊な行程を経て生まれてきます。靴作りには無くてはならない木型も先人の膨大な知恵と経験によって今日に至ります。
平面的な革のその性質を見極め、木型の表面を辿りながら立体的なフォルムに加工する。
靴は木型で決まる。つまりシルエット。
足が入って尚、シルエットが引き立つ靴を目指しています。
デザイナー 山崎学人
93年、イタリアへ渡りフィレンツェで靴作りを学ぶ。
2000年、有限会社Geeを設立。イタリア・日本間を往復しながらさまざまな靴の企画を手がけ、
04年にはシチリアの靴ブランド「bid handmade」にコラボ参加。05年には自身のレディースシューズブランド「amanita paradiso」を立ち上げる。
13年春夏、満を持しメンズのローファーブランド、ポルペッタ設立。ファッション界の注目を集める。