KURO(クロ)について
2010年にスタートした日本発のデニムブランド。
縫製、加工、染色などのデニム作りにおいて高い技術を誇り世界最高峰と謳われる日本デニムの中でも、最も知名度の高い岡山県児島において、
熟練の職人達が1点1点丁寧に手作業でデニム加工を行っており、ウォッシュ加工は生地とのバランスを考慮し身体にフィットするように仕上げられています。
そこから生み出されるシルエットは、独創的で風合いが良く、創業初年度にして世界各国の取り扱い店舗数は約70点に達するなど、世界中のバイヤーから高い支持を受けております。
KUROの人気は生地や縫製に独創的で強いこだわりを持っているところにあります。
生地
「吉河織物製デニム」
力職機で織られた13oz.の整理加工が施された生地。
濃紺で綺麗な表情が魅力で、オンスが軽いため細めのシルエットと相性が良いのが特徴です。
加工後には程よく綺麗な縦方向の色落ちが生み出されます。
「日本綿布製デニム」
ピュアインディゴで染められた経糸に、ウレタンが織りこまれた緯糸を使用し
シャトル織機で織られた12ozの生地。
力織機で織られたストレッチのセルヴィッジが特徴です。
程よい加工感が表現できるように糸のムラをKURO独自に調整され、
デニムの表情を豊かに表現するように織られた生地です。
縫製
糸は単糸(金茶)と単糸(白)を合わせた双糸を使用して強度に優れ、
加工後や履き込むにつれ、糸の色が抜けて古着のような味のある色や風合いが出てきます。
フロントやバッグ、コインポケットに施されたハンドメイド風のステッチが最大の特徴で同色の糸で地縫いを施している。
この縫製は限られた工場でしかない高い技術が必要なうえ、通常の2倍の工程がかかるという手間もかかっています。
ハンドステッチ部分の糸は細めのものを使用しており、運針も細かいため洗いをかけた際にパッカリング(縫い縮みやひきつれによる生地のゆがみ)が出やすくなる。
ベルトループのステッチにもこだわっており、ステッチ間に山ができるようなヴィンテージらしい独特の縫製で、さらに糸の太さやステッチ幅などを要所で変えることで、ステッチが立体的に見える。
その他にも、糸の太さやステッチ幅などを要所で変えているため、ステッチが立体的に見えるようになっています。